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11/11 update
ここが変だよ日本人」同性愛者編に出演して。「その二」


実妹から、手紙が届きました。
第二回目のTVの収録が終わって、家に戻ると、手紙が来ていました。

妹からの手紙
(クリックすると、妹からの手紙に飛べます。全文掲載)

それに対して私はこのような返事を出しました。
私からの返事
(クリックすると私からの返事に飛べます。全文掲載)

皆さんは、これを読んでどう思いましたか?
(まだ読んでいない人は、是非読んでみてください)

今まで妹は、私のセクシャリティーについて批判的ではありませんでした。
むしろ、「あなたの生き方だから・・・」と話してくれていました。

でも、やはりこの手紙が現実なのだと痛感しました。
肉親のお情けで、受け入れて頂いて、静かに隠れてさえいれば、見て見ぬ振りをしていただけるのだなと、感じました。
私の考え方は、確かに、妹とは異なる考え方です。社会的に見ても異なるでしょう

だからと言って家族や肉親に黙認して頂くために、自己の主張を犠牲にしてもいいのでしょうか?
私が同性愛者だと言うだけで、別に犯罪者ではありません。
自分の信念を持って生きては行けないのでしょうか?

認められていない・少数派であると言う事は、これほどまでに恥ずかしい事なのでしょうか?
多数派の中に生きている人達が、信じているもの・安心と感じているもの・自信とは・・・
昔からの慣習や習慣なのでしょうか?
みんなが認めているから正しいのでしょうか?

私が自分達の考えで生きていることは、それほどまでに保守的でいる人達を脅かす存在なのでしょうか?
保守的な人達は、周りを気にするが故に、自分の考えを持たないだけなのではないのでしょうか・・・。

悲しくなりました。

本当に理解し分かり合えるためには、相手の立場を理解することも大切です。
自分達の問題も直視する事も大切です。
それが無く、理解などありえないと思います。
その「歩み寄り」さえ受け付けないような実妹の本心に、情けなささえ感じました。

この実妹からの手紙を公開するにあたっても、いろいろ考えました。

身を裂かれる思いが有ります。
妹の立場も痛いほど判ります。偏見の多い子でもない事も知っています。
公開して良いものか?という疑問もありました。

でも、知って欲しかったのです。
私たち同性愛者が、社会と付き合っていくには、まだまだ難しい問題があるのです。

簡単なようで一番難しい問題だと痛感しました。

私は、妹が生まれて初めて私にくれた手紙で、多くの事を気付かせてもらいました。

手紙を送ってくれた妹に感謝いたします
written by Micky

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