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レズビンアンについて |
皆さんはどのくらいの時期から「私は女性が好きかもしれない」もしくは「女性が好きだ」と感じるようになりましたか?
一言で「女性を愛する」といっても、さまざまな形があるでしょう。
自分を生物学的に女性だと認識して、同じような価値観を持っている女性を愛する人。
自分は生物学的に女性だけれど、本当の自分は男性であるから、女性を愛したいと思う人もいるでしょう。
また、男性恐怖症から、女性にしか心が許せず、恋愛の対象も女性だという人もいるかと思います。 まだまだ他にも、たくさんの形があると思います。
でも、同じ同性愛という事には変わりはないのではないでしょうか?
「おなべ(俗語)は分からない、男のコピーをしているだけ」
「レズビアンは気持ち悪い。女同士でイチャイチャして」
などと、同じ同性愛者間でも差別したり、軽蔑しあったりしているケースもあります。
これは、極端な例ですが、精神的に自分を男性だと思っている人は、女性を愛するのは当たり前で、自分達はレズビアンではないと思っている人もいるのです。
また反対に、女性として女性が好きな人は、男性のコピーを嫌ったり、男性の真似もしくは男性のように振るまっている同性愛者に対して、ヘテロセクシャルをコピーしている様にしか感じられないと思う場合もあるのです。
私たちは、社会的に差別されがちなセクシャリティーであるにも関わらず、同じ同性愛者の中でも差別し始めたら、少数派がもっと少数派になってしまいます。
私達にはロールモデル(お手本)が無いのです。
ロールモデルが無いからこそ、自分にあった恋愛も出来るし、自分にあった生き方を勝ち取れるのだとも思います。
ロールモデルが無いゆえに、自分らしい生き方をするのは並大抵の事ではないとも思います。
ですから、差別し合うような事より、周りを見たり、理解しあったり、 また自分と違うからといって排除するのではなく、良いところは受け取ったり、悪い部分を改善していく努力をしていくような、「人間としての意識の向上」を心がける必要があると思います。
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written by micky
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