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05/23 update
こんにちは。
今回のコラムはWEB Bravissima!一周年とi-on発足一周年を記念して(?)
i-on代表のMickyさんへ、数少ない友人に頼んで(超無理矢理系)
i-onコンセプトと各活動へのつながりなどを中心に、直撃インタビューを試みようと思います。
悠季: こんにちは
micky: よろしくお願いします(照れ)
悠季: 早速ですが…mickyさんは、クラブではclub bravissima!、 そして、インターネット上ではと会員制のホームページを運営してらっしゃるんですよね?
micky: はい、私がというより、i-onが運営しております。
悠季: i-onさん…なんですか? 
micky: 私はMickyです(爆笑)
悠季: 失礼しました(笑)では、チームということは…何人かで活動しているのですよね。
CLUB、WEBを管理しているということは…相当の人数なのではないですか?
micky: 直接のメンバーは現在5人です。
悠季: そうなんですか?(@@)
micky: 少ないですか?
悠季: ええ、もっと多いかと思ってました。
直接と言われましたが、それ以外のメンバーがいるのですか?
micky: メンバーではないですが、club Bravissima!などを定期的に手伝ってくれるスタッフが何人かいます。
悠季: メンバーの人数には何か意図があるのですか?
micky: 特に意図があるわけではないですね。
でも、奇数は希望です。多数決したときに一回で決まるでしょ(笑)
悠季: ああ、なるほど…!
では、i-onの基調とするコンセプトか何かはあるんですか?
micky: そうですね。あります。I(私)を0n(スイッチを入れる)という意味と、イオン原子がプラス・マイナスあってそれが形成されるとひとつの物質になる、二つの意味をこめてあります。i-onの名前もコンセプトからきています。
自分自身のOFFの部分をONにする勇気。その勇気でその人は変わります。
どちらかに偏らずどちらにもなれる、その融通性が変化の糸口とも考えています。
やれる人がやれる事をして一つの形にして行く・・・
悠季: 「インターネットのオンからクラブのオンの状態へ」ということなのですか?
micky: そうです。その通り。(^^)
悠季: 私は、何故、clubとインターネットなのだろうと疑問でした。
micky: club じゃなきゃいけないって事はありませんでした。
オンラインとオフラインを結ぶというコンセプトもあります。
いま見ている世界と全く違う世界を結ぶ掛け橋になれたら素敵でしょ。
悠季: そうですね。
個人的にはオンラインとオフラインという点に焦点を当てたところには、とても興味があります。
micky: 現実と非現実が結ばれた時に、非現実だと表現はできる。
でも、実際に現実で表現できなきゃ意味が無い。
だから非現実の一つとしてインターネットの世界を考えたのです。
悠季: なるほど!そう言う訳だったのですね…。
micky: そうなんですよ。club じゃなくても、お茶会とかでも良かったんですよ(笑)
悠季: お茶会(爆笑)
micky: ”club”が重要では無く、インターネットの世界から堂々と出て来れる場があるというこ と、それを知ってもらう事、またそういった場を作る事が重要だったんです。
悠季: 発想が面白いなと思いました<インターネットと繋げてclubをする
micky: そうですか!?でも、面白いと思ってくれて幸いですね。
なかなか社会に出難い女性、さらにセクシャルマイノリティーである、同性愛者、その中のレズビアンにスポットを当てていますからね。
悠季: どうして、実際に現実の目に見える世界にに出て来れる場所の提示、ということに重点をおかれてるのですか?
micky: 現実社会に出て来れなければ何も始まらないと、私は思うの。
現実に出てきて現実を見てほしい。
悠季: でも…インターネットなどで、友達は作れますよね。
micky: はい.つくれますね
悠季: …悩みも聞いてくれると思うんですよ。
micky: 聞きますよね、怖いほどに聞いてくれますよ(笑)
悠季: そうですよね?
そこで、なぜ、わざわざ外(この場合のオフライン)に出てくるということに重点を置くのか、いまいち意義がわからないのですが…。
どうして出てくることから始まるのでしょう。
micky: 私達は人間ですよね。
悠季: ええ…そうですね。
micky: 例えば、画面上の文字だけの情報・絵だけの情報でその人の何がわかるというのでしょうか??
私は、会って話して触れて初めて人間というものをわかる事が多いと思います。
悠季: なるほど…。それはそうかもしれませんね。
micky: 例えば、嘘を入力してもわからない。でも直接話していて嘘を言うとなぜかわかる。 そんな体験ありませんか?
悠季: そうですね…例えば、インターネット上では自分が偽れますね。
歳、性別…容姿…だいたいが。実際に会って…という場合そうもいきませんが。
micky: インターネットの中だけで自己表現ができても、現実で自己表現できないのであれば、人間としてどこかが欠落している様にも思えてしまうのです…。
悠季: 確かに一理あるかもしれません。
micky: インターネットは電話と同じなんらかのひとつの手段だと思っています。
PRする手段だったり、出会いの手段だったり…。
悠季: インターネットをmickyさんの言う、ひとつの手段だととらえると、そのひとつに自分の価値や存在を求めてしまっている状態…
いわゆる「ネット中心の生活」やネットに依存するのは、とても奇妙に思えますね。
micky: ええ、怖いほどに。しかもその人自身は、多分そのことに気付いてもいない。
もちろん、インターネット等には、色々な意味での可能性もあります。
でも手段に過ぎません。
悠季: 自己表現という形で言えば、レズビアンには積極的にそういう場は必要なんでしょうか?
micky: ええ、確実に必要だと感じています。
例えば今、セクシャリティーに関する事などの悩みを誰にも言えないで 悩んでいる人がいるとします。
悠季: そうしたら、当然、悩みを聞いてくれる人を求めますよね。
micky: その子は自分が変だと思い込んでいます、このままではどうしようもないほどの孤独感にさいなまれています。自殺すら考えています。
そんな時に多くの同じ悩みを持った人がいることを知ったら?
勇気付けられる人もいると思います。1人じゃなかったと思うでしょ。
悠季: そうですね
micky: それを現実社会で、実際に体感できたら、もっと安心するでしょ?
悠季: なるほど…
”現実の世界に出てくる”ということで、出てこれなかった自分の"off"の状態を"on"に変える第一歩になるというわけですね…
micky: 場所の提供は出会い・発表・チャンス、色々な意味を秘めていると思っています…

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