無料会員制
Login

 入会するには
 お問合せ

98/05/19s update
「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」


先週の木曜日に、東京青山スパイラルホールで行われていた「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」レセプションに出かけてきました。
まあ、簡単に言ってしまえば、「どうもありがとう会」ということになるんですが、顔ぶれはそうそうたるもの・・・・。
某有名ラジオのDJから、協賛会社の社長。
クラブでもおなじみのDJパトリック。ドラァグ・クウィーンのおねえさま方も、いらっしゃいました。
もちろん外国からの作品の監督や、俳優の方などもおられて、作品や日本についての逸話や感想を語っておりました。
ブラジルでのレズビアンとゲイの映画祭のディレクター兼監督さんもいらしておりました。
(向こうではかなりの有名人らしい)

そこにいた全員がゲイ(同性愛者)であったかどうかは、さだかではありませんが、少なくとも50%ぐらいはそうなのではないかと思われました。

ここで言いたい事は、ゲイが何人いたのかということではありません。
「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」と大々的に謳(うた)って、一般企業のスポンサーがつき、普通の背広のおじさんが、超オネエなプロデューサーの様なお兄さんと、「お疲れさま!」とシャンパンを飲んでいたことの、素晴らしさです。

もちろん、彼らにとってはビジネスですから、ビジネスの顔で接していたのかも知れませんが、そこには「ゲイ・・・だから?」という、とても開放的な空気があったように思われます。

すごく当たり前のことですが、かっこいいもの、ハイセンスなもの、素敵なものには、国境も人種も性別もセクシャリティも、関係がないのだなと感じました。

私達が絵画や映画が好きであったり、あるアーチストが好きであったり、おいしい食べ物が好きであったりする事、それを見に行きたいを思う事、作ってみたいと思う事、できることがあれば協力してみたいと思う事は、人間なのだからセクシャリティに関係なく、全く当たり前の事であると思います。

この映画祭は、日本のレズビアン&ゲイシーンの活性化や世界のシーンの情報交換やヘテロ社会へのデモンストレーションの意味もあることは言うまでもありませんが、
その中にも「ゲイ・・・・だから?」という「いいものはいいじゃない!ゲイだろうが何だろうが、関係ないじゃない?」という、人として理想的かも知れない関係を垣間見たような気がしました。


コラム
TOP(index)
新作
セレクト
ココが変だよ日本人Vol.1
ココが変だよ日本人Vol.2
ジェンダーという言葉を知っていますか
レズビアンについて
女性と言う事
セクシャリティーを認識していますか?
Tnink掲示板
関連記事
コンセプト
情報募集
用語集
ニュース
書籍

Home
 

Copyright Bravissima! All Rights Reserved.