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セクシャリティ関連映画 [1995年]
アーミー・エンジェル
製作年/国: 1995年/米国
監督: ジェフ・ブレックナー
キャスト: グレン・クローズ
ジュディ・デイヴィス
メディア:
ストーリーとポイント
昇進に伴い昇進試験に自分のセクシャリティーを聞かれる。正直に自分のセクシャリティーを言うことによって、 査問委員会で陸軍から除名される、問題の一作。是非見てください。

同性愛者の人権侵害の問題をレズビアンの陸軍看護婦を通じて描いた一作。
月の瞳
cover
製作年/国: 1995年/カナダ
監督: パトリシア・ロゼマ
キャスト: メパスカル・ビュシェール
レイチェル・クロフォード
メディア:
ストーリーとポイント
社会的地位もあり婚約者もいる白人女性、コインランドリーで出会ったジプシーのレズビアンの女性、白人の女性はイキイキと生きているジプシーの彼女の魅力に引かれるが、同性愛を否定したりもする。 婚約者には裏切り者呼ばわりされたり、悩みながらも信頼する愛・イキイキした生き方を掴んでいく。

ヘテロセクシャルとレズビアンの恋の物語。
性的なものをメインに描かれがちなのに、どちらかというと、感情面が主に描かれている。 映像も綺麗だし。音楽的にもいい感じです。
2ガールズ
製作年/国: 1995年/米国
監督: マリア・マッゲンティ
キャスト: ローレル・ホロマン
ニコール・パーカー
メディア:
ストーリーとポイント
裕福な家庭に育った優等生イービーは、変わり者として疎まれているランディと自然と恋におちる。やがて同性愛が母親に知られてしまい…「私の初 めてのガール・フレンドへ」という献辞も印象的な、初恋物語。

肌の色も家庭環境も性格も正反対のふたりが惹かれあい、反対されるほど燃え上がるものだけれど、たまたま同性であったことでより大騒ぎに なってしまう…というさりげなさが実に良かった。
ボーイズ・オン・ザ・サイド
cover
製作年/国: 1995年/米国
監督: ハーバート・ロス
キャスト: ウーピー・ゴールドバーグ
メアリー=ルイーズ・パーカー
ドリュー・バリモア
メディア:
ストーリーとポイント
ひょんな事から一緒に旅をする、3人の女性。 それぞれの事情を抱えた女性3人が織り成す、友情・愛情を描いている。 重いテーマが多いのですが、テンポ良く見れてしまいます。

本当に人を愛すると言う事は、どういうことなのか?考えさせられました。
セルロイドクローゼット
cover
製作年/国: 1995年/米国
監督: ロバート・エプタイン
ジェフリー・フリードマン
キャスト:  
メディア:
ストーリーとポイント
過去のハリウッド映画で、ゲイテイストのあるシーンや、その時代のゲイの扱い方が 世評されているシーンの紹介や、そういった役をやった人のインタビューでできている、ドキュメント物。

ハリウッドがその問題にはずっと触れていなかったが、この作品ではじめてこの話題に触れたことに注目。ビデオ販売されているが、WOWOWで一度放映されている。映画のシーンの中でその時代のゲイに対する扱われかたなども取り上げている。ウーピー・ゴールドバーグなども登場している。
I SHOT ANDY WARHOL
cover
製作年/国: 1995年/米国
監督: メアリー・ハロン
キャスト: リリ・テイラー
メディア:
ストーリーとポイント
1968年、ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホールが、とりまきであったヴァレリー・ソラナスに銃撃された実事件をもとにした作品。銃撃後、ヴァレリーが警官に出頭する冒頭から、凶行にいたるまでの過去を遡っていく。

主人公ヴァレリーはレズビアンを自認し、「すべての男性は抹殺されるべき」という『SCUM宣言』を 執筆した革新的フェミニスト。男性社会に孤独な闘いを挑み、周囲に受け入れられぬまま、ついには狂気へ向かう彼女の姿に考えさせられる。実在の有名人物に似せた出演者を配し、60年代ニューヨークのアートシーンが丁寧に再現されているのも見どころ。
ウォーターメロン・ウーマン
cover
製作年/国: 1995年/米国
監督: シェリル・デュニエ
キャスト: シェリル・デュニエ
グウェネヴィア・ターナー
メディア:
ストーリーとポイント
フィラデルフィアのビデオ屋で働く映像作家の卵、25歳の黒人女性シェリル。ある日、30年代のハリウッド映画にメイド役で出演する黒人女優"ウォーターメロン・ウーマン"を知り夢中になる。シェリルは彼女の生涯をテーマにした記録映画製作を思いたち、引退した彼女の行方を探し始める。その一方で、シェリルは白人女性ダイアナと恋に落ちる。
映画製作過程を映画にしたドキュメンタリータッチの作品。

全体を通して、主人公の持つ「黒人・女性・レズビアン」という三重のマイノリティ性が描かれる。重いテーマだが、ゲイや黒人たちとのユーモアたっぷりの会話や、ヒップホップにのせ、軽やかに語られていて楽しめる仕上がり。また、主人公"シェリル"が監督の実像と重なって見えたり、"ウォーターメロン・ウーマン"が白黒映画の世界を離れ、実在の人物"フェイ"として描かれ出すあたりに、虚構と現実の揺らぎを感じて面白い。
ハイヤーラーニング
製作年/国: 1995年/米国
監督: ジョン・シングルトン
キャスト: クリスティ・スワンソン
ジェニファー・コネリー
メディア:
ストーリーとポイント
全米各地から若者が集まった、高等教育の場「コロンブス大学」。寮生活を始めた新入生・クリスティンは、酔った学生にレイプされそうになる。黒人グループがその仕返しをしたことをきっかけに、もともと反目していた白人・黒人間に緊張感が生まれる。やがて、黒人学生とネオナチグループとの対立が深まり、クリスティンが手がけた平和集会当日に、大きな悲劇が始まろうとしていた・・・レイプ・ネオナチなどを通して、現代アメリカの若者が抱える 問題を描く。

クリスティンは、カムアウトしているレズビアンの先輩タリンと出会い、惹かれていく。性差別問題の活動をするタリンとの交流で、クリスティンは自らも活動するようになっていく。人種・性別・セクシャリティによる差別も作品全体を通したテーマであり、その差別にそれぞれの形で闘おうとする学生を描くことで、観客に強いメッセージを投げかけている。
バタフライ・キス
cover
製作年/国: 1995年/イギリス
監督: マイケル・ウィンターボトム
キャスト: アマンダ・プラマー
サスキア・リーヴス
メディア:
ストーリーとポイント
北イングランド地方、ランカシャーの田舎町。ジュディスという女を探し、ハイウェイ沿いを尋ね歩くユーニス。そこにジュディスがいないと、ユーニスは尋ねた相手を次々と殺してしまう。途中で出会ったスタンドの店員ミリアムは、ユーニスの不思議な魅力に惹かれ一夜を共にする。そして、ミリアムは仕事と祖母を捨て、ユーニスと共にジュディスを探す旅にでる。死の匂いに満ちた中、愛と救済を描いた異色のロード・ムービー。

あえて罰を望むように殺人を重ねるユーニスの姿に、神に見放されたと思う人間の絶望と孤独がにじみ出ている。ユーニスをひたすら受け入れ救おうとするミリアムの、善悪を超えた献身的愛にも胸をつかれる思い。旅の終わり、2人が選び取る結末が衝撃的。朝の海岸の美しさが二人の愛の成就を物語っているよう。本当の愛とは何かを深く考えさせられる映画。

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