無料会員制
Login

 入会するには
 お問合せ

セクシャリティ関連映画 [1991年]
マイプライベート・アイダホ
cover
製作年/国: 1991年/米国
監督: ガス・ヴァン・サント
キャスト: キアヌ・リーブス
リバー・フェニックス
メディア:
ストーリーとポイント
若くて美形の男娼婦(男性相手)の物語。突然眠り始めてしまうという奇病の持ち主(リバー)と男娼仲間(キアヌ)。リバーの母を捜しに二人で旅にでるのだが…。友情と恋心のせつなさとはかなさが二人に何かをもたらす。

若くして死んでしまったリバー・フェニックスとキアヌ・リーブスが主演。
現実社会でも仲の良かった二人が恋人のような関係を演じる。
アイダホの景色の美しさは見物。
この作品でリバー・フェニックスは主演男優賞を獲得した。
コレット 水瓶座の女
製作年/国: 1991年/米・フランス・ドイツ
監督: ダニー・ヒューストン
キャスト: マチルダ・メイ
メディア:
ストーリーとポイント
田舎娘だったコレットは出版会社を経営するウィリー見初められ、パリの社交界にデビューする。夫の勧めで小説を執筆し始めたコレットは才能を開花させていく。しかし、出版された本に彼女の名前はなかった・・・ 20世紀初頭に活躍し、「青い麦」などで知られるフランスの女流作家シドニー・ガブリエル・コレットを作家へと導いた最初の夫との結婚前後を描いた実話の映画化。

コレットは、パリで夫の愛人で女優のポレールと出会い、その自由奔放な生き方に影響をうける。夫に不信感をつのらせていくコレットと、コレットにかつての自分を重ねるポレールが、恋愛に近い友情で結ばれていく様子も描かれている。コレットが、富と名声を搾取してきた夫に反旗を翻し、自らの手に取り戻そうとするラストが心地よい。
サーモンベリーズ
製作年/国: 1991年/ドイツ
監督: パーシー・アドロン
キャスト: K.D.ラング
メディア:
ストーリーとポイント
北極圏の街「カッツビュー」の図書館に、街と同じ名の、一見男のような若い女が現れる。両親を知らないカッツは、自分の過去を求めてこの地にやってきたという。東ベルリンから壁を越え、この街にいついた中年の図書館員ロスウィータも、初めはぶっきらぼうなカッツに腹を立てていたが、互いの暗い過去を知るうちに二人は親しくなっていく。そして、2人はカッツのルーツを探す旅に出る。

旅先のホテルで、孤独なカッツがロスウィータを求めるシーンが切ない。しかし、二人の心が結ばれていく様子は静かに温かく語られていく。銀白の屋外風景だけでなく、窓際に瓶詰めのイチゴが並べられた部屋など、屋内の映像も色調が印象的。歌手K.D.ラングが中性的な魅力を生かして主人公を好演。全編を流れる彼女の透明な歌声も物語を引き立てている。
テルマ&ルイーズ
cover
製作年/国: 1991年/日本
監督: リドリー・スコット
キャスト: スーザン・サランドン
ジーナ・デービス
メディア:
ストーリーとポイント
主婦テルマとウェイトレスのルイーズ。日頃のうさを晴らそうと、親友の二人はドライブ旅行に出かけた。途中のドライブインでテルマがレイプされそうになった時、ルイーズは男を射殺してしまう。追われる身となった二人はそのまま銀行強盗をして逃避行を続けるが・・・アメリカを駆け抜けていく女2人のロードムービー。

追い詰められた2人がキスを交わし、手をつないだまま車で崖っぷちへと飛ぶラストが圧巻。ルイーズにはレイプに苦しんだ過去があり、テルマへの共感に女同士の深い友情を感じさせる。気弱だったテルマがしだいに強さを身につけていく姿にも元気づけられる。悪役の多かったハーベイ・カイテルが信頼感ある男性像を好演。ブレイク寸前のブラット・ピットも顔を見せている。映像に定評のある監督だけに、砂漠を走っていくシーンは爽快感たっぷり。90年代を代表する「女性映画」の傑作。アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞脚本賞受賞。
フライド・グリーン・トマト
cover
製作年/国: 1991年/米国
監督: ジョン・アヴネット
キャスト: ジェシカ・タンディ/キャシー・ベイツ
メアリー・スチュアート・マスターソン
メアリー=ルイーズ・パーカー
メディア:
ストーリーとポイント
アラバマ州の老人ホーム。更年期に悩む中年女性エヴリンは、話し好きの老女ニニーと出会い、彼女の語る昔話に引き込まれていく。それは、1920年に始まる、黒人差別の色濃い南部の田舎町に生きた二人の女性の物語。男勝りで自由奔放に生きるイジー、イジーの亡兄の恋人で心優しいルース。強い友情で結ばれた2人は、家族・友達に助けられながらレストランを経営していた。ニニーの話に勇気づけられ、イヴリンは生きがいを見つけていく。過去と現在を交差させ、謎解きとブラックユーモアを交えつつ、2組の女性の友情を描いたドラマ。ファニー・フラッグの小説が原作。

偏見や危険をかえりみずルースを守ろうとするイジーと、イジーを信頼し共に生きようとするルースの姿には、友情を越えた深い愛がうかがえる。エヴリンとニニーが結ぶ晩年の友情にも心温まる思い。「人生で一番大切なもの」を守るために、勇気をもって生きようとする人々の姿が胸を打つ。魅力ある女性像をぴったりの配役で生き生きと演じた4人の女優陣が素晴らしい。人種差別・女性蔑視・老いの問題を、笑いに包んでさらりと描いた脚本を絶賛したい一作。原作ではイジーとルースの恋愛感情もしっかり描かれていて、こちらも一読の価値あり。

映画情報
映画情報Top
セクシャリティ関連
一覧
1930年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
最新のおすすめ
一覧
最新作
関連記事
情報募集
書籍

Home

Amazon.co.jp アソシエイト

Copyright Bravissima! All Rights Reserved.