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任意後見制度
--自分だったらどう使う?(応用編)-- |
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3:どうしますか?あなたの未来に向けて
任意後見制度には、自分の老後を自分で決定し、自分の望む相手に「もしもの時は頼んだよ」と大抵のことを任せてしまえるというメリットがあります。
しかし、その反面、貴方に代わって大事なことを決めるという精神的負担や制度上の負担を相手に負わせるというデメリットもあります。
また、実際に、自分が判断能力を失った時のことを想像してみて下さい。
貴方が後見契約を結ぼうと考えている相手は、貴方の望むものを解ってくれると言い切れるでしょうか?
結婚という制度で守られない以上、現在ある制度を使って二人の関係を守ることは大事です。
現時点で任意後見契約には、判断能力のなくなった場合の代理契約の中で、最も強い効力があります。
したがって、任意後見契約を結ぶ事で、貴方のパートナーに配偶者や親族よりも強い権限を与える事が出来ます。
しかし、制度を利用する前に、自分達二人がどんな関係でいたいのか、何をしたいのか、また、自分達が使おうとしている制度がどのようなものか、じっくり見極める必要があるのではないでしょうか?
貴方は、パートナーとの間に、どんな未来を望みますか?
その未来を守る方法の1つとして、任意後見制度は使えそうですか?
2人でこれを機会に真剣に話し合ってみてはどうでしょうか?
制度についてお互いにお互いのことを考えて、調べてみてはどうでしょうか。 |
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