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人工・体外受精
--妊娠、出産、赤ちゃん-- |
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1:性交渉なしの妊娠
“性交渉なしの妊娠”だけを考えれば、方法として人工授精と体外受精が
あげられます。
しかし、どちらも原則的に婚姻関係にある男女(夫婦)を対象とした不妊治療です。
確かに性交渉なしの妊娠ですが、精子の提供者となる配偶者がいることが前提で
あり、精子の入手経路には困りません。
○体外受精
体外受精は精子と卵子を体外で人工的に授精させ、授精した受精卵を
子宮内に戻して着床(妊娠)させる方法です。体外受精は、精液の状態が 悪い (量が 少ない・運動性が低い、など)場合だけでなく、卵管障害(卵管が閉じている・
狭いなど)、子宮障害(子宮内膜症など)がある
場合に適用されます。 |
○人工授精
人工授精は、精子を子宮または卵管に注射器で直接注入し、自然に
授精させる方法です。この方法は主に精液の状態が悪く(量が少ない・運動性が低いなど)、通常の性交では妊娠が難しい場合に適用され
ます。 |
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人工授精は、通常、配偶者の精子を使用しますが、非配偶者(夫ではない男性)の精子を利用した人工授精も行われています。
しかし、これに対しては社会的反感も大きく、その理由は主に生命倫理問題ですが、独身女性やレズビアンカップルによる利用の可能性が取り上げられているのも事実です。
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