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新座市が性別欄廃止へ 性同一性障害などに配慮 |
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埼玉県新座市は11日、印鑑証明や市施設利用の申請書から性別欄を廃止する方針を固めた。
身体的な性に強い違和感を抱く性同一性障害の人らに配慮するためという。
来年度から実施予定で、同市は「全国的にも珍しい措置」としている。
新座市は現在、条例や規則で、印鑑の登録や証明発行の際には性別の記入が必要と規定。体育館など市施設の利用申請でも性別の記入を求めているが「行政情報として性別が不可欠とは言えず、記入したくない人たちの心情にも配慮すべきだ」として、廃止することにした。
市は、法律に個別の規定があるものを除き他の申請書についても、性別欄の廃止を検討していくとしている。
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