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安藤大将:引退へ 性同一性障害で男子選手として活躍

2005年9月9日
安藤大将選手 性同一性障害を公表、女子から男子に選手登録を変更した競艇レーサー、安藤大将(42=奈良)の引退が8日、全国モーターボート競走会連合会から発表された。本人の希望による登録消除申請がこの日、同会に受理されたもの。安藤は体調を崩し、04年5月23日の津一般戦を最後に欠場を続けていた。

84年に安藤千夏の名で女子選手としてデビュー。98年3月に「アクアクインカップ」で優勝するなど全国の競艇場をわかせたが、性同一性障害と診断され、01年に外科手術。
02年3月に公表し、男子選手への登録変更が認められた。同年5月、住之江競艇場で男子選手として再デビュー。月2節のペースでレースに出場したが、昨年から体調を崩して21年間の選手生活に終止符を打った。

▼安藤選手の話 
ここ1年余は静養しながら体調を整えてきたが、引退を決意しました。
男子選手として登録した際に温かい声援をいただいたのが一番の思い出。
21年間、多くの方々にお世話になり、ありがとうございました。

(スポーツニッポン)


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