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イギリス同性愛者カップルに朗報 |
2005年2月23日
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イギリス政府は月曜、今年12月よりスタートするCivil
Union (市民的結合)制度にイギリス国内の同性愛者カップルが加入することができるようになる、と発表した。
Civil Unionに加入することにより同性愛者カップルは結婚した男女とが持つ権利の多くを得ることになる。
昨年国会で可決されたこの市民パートナーシップ法案は同性愛者カップルに法的に結合の関係及び税金や年金に関して結婚している男女に認められている権利を一部認める。今年12月5日より同性愛者カップルはCivil
Unionを結ぶことを届け出ることができ、
およそ2週間の待機期間を経て立会人のもと公的文書にて契約を結ぶことになる。政府によると既に同性愛者カップルの問合せに対応を始めている登記所もあるとのこと。
この新しい法案は“結婚”という表現は使用しないものの、同性愛者カップルにパートナー間の年金権利や、親族としての社会的地位、また家屋相続税の免除などを許可している。カップルは破局した場合、Civil
Unionを“離婚”の形で解消することになる。
ヨーロッパではデンマーク(1989年)をはじめとする9つの欧州連合国が同性愛者間のパートナーシップ制度を認めている。米国でも多数の州でDP法もしくはCivil
Unionが認められているが、昨年11月には同性愛者の結婚を禁止するよう規約の変更に関する投票が行われた。
(AP)
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