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ベルギー議会で同性婚可決 |
2003年1月30日
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1月30日(木)、ベルギーはオランダに続いて同性婚を法的に認める世界で2つ目の国となった。議会は圧倒的賛成多数で同性カップルに異性間結婚とほぼ同様の権利を与えることを法案で認めた。
この法案は去年11月に上院を通過したのち、下院の122代議員のうち賛成91で可決された。自由・社会・緑の連立政権はこの法案の可決を歓迎している。“考え方は変ってきています。”とMarc
Verwilghen法相は法案が可決されるまえの深夜に渡る議論の途中で語った。“同性愛者に結婚を解放しない理由はもはやないのです。”
2003年夏から施行されるこの法案は、結婚したゲイ・レズビアンのカップルに同棲カップルに比べより多くの、なた結婚したヘテロカップルとほぼ同等の権利を与える。結婚した同性愛カップルは結婚と同時にお互いの財産・資産相続の権利を持ち、ヘテロ夫婦同様の財政優遇措置を受ける。しかしオランダとは異なり、ベルギーの場合同性婚カップルは養子をもらうことができない。
議会の過半数で新法案が法的(生物学的ではない)権利を認めるかが議論された。緑の党および社会党メンバーは養子に関する条項の否決を遺憾としている。
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