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オランダ政府 「パートナー国」で同性愛者めぐる現状調査 |
2007年7月14日
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オランダ政府は、バート・クーンデルズ開発協力相(労働党)の要請をうけ、政府の開発援助をもとに世界36カ国における同性愛者をめぐる現状調査を行う。
先月22日、Netherlands Info Servicesが伝えた。調査の行われる36カ国は、オランダ開発協力省と協働する「パートナー国」。各国にあるオランダ大使館が調査にあたる。パートナー国のうち約半数に、同性愛を違法とする法律が存在する。オランダ政府による調査は、同性愛行動に対する刑罰が実際に科されているかどうかや、同性愛に対する社会的寛容度、最近の動きなどについて情報を収集する。
オランダは2000年に同性婚法を制定。LGBTの人びとの権利や同性愛に対し、理解や社会的寛容度が高い国とされる。クーンデルズ開発協力相は、調査を行う大使館に対し、同性愛を犯罪とする法律の廃止や、社会におけるセクシュアル・マイノリティをめぐる状況の改善を求め、パートナー国政府に圧力をかけるよう指示している。(翻訳・編集 山下梓)
<調査が実施される「パートナー国」>
アフガニスタン |
アルバニア |
アルメニア |
バングラデシュ |
ベニン |
ボリビア |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
ブルキナファソ |
ケープ・ベルデ |
コロンビア |
エジプト |
エリトリア |
エチオピア |
グルジア |
ガーナ |
グァテマラ |
インドネシア |
ケニア |
マリ |
マケドニア |
モルドバ |
モンゴル |
モザンビーク |
ニカラグア |
パキスタン |
パレスチナ暫定自治区 |
ルワンダ |
セネガル |
南アフリカ |
スリランカ |
スリナム |
タンザニア |
ウガンダ |
ベトナム |
イェメン |
ザンビア |
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