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同性愛夫婦の婚姻認めるパートナーシップ法が英国で施行 |
2005年12月5日
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英国では5日、同性愛者同士の婚姻を認めるシビル・パートナーシップ法が施行されるため、この日は多数の同性愛カップルが正式な婚姻届を出すものとみられている。
同法は、同性愛夫婦に異性愛夫婦と同様の財産権や相続権を与えるほか、年金、出入国、税制上の優遇措置においても同様の権利を付与するもの。
同性愛カップルは2週間の待機期間を経た後、新たに認められた法的パートナーシップの登録を行うことができる。ただ、ほとんどの同性愛カップルは、祝い事はひかえめにするもよう。
北アイルランドでゲイやバイセクシャルの男性に対する情報、教育、訓練を提供している「レインボー・プロジェクト」のゲイリー・マクキーバーさんは、「われわれは、自分たちが享受すべきものをようやく受け取ることができる。派手なことをするつもりはない。(登録手続きは)粛々と行われるだけだ」と述べた。北アイルランドのパートナーシップの登録日は、19日になっている。
通常は派手好きで知られる英歌手のエルトン・ジョンさんも、雑誌のインタビューで、登録手続きには控えめな態度で臨むとしている。
(ロイター)
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