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同性セクハラ訴訟和解


勤務先の会長を務める70代の男性からセクハラを受け、解雇されたとして,福岡市内の独身男性(24)が会社に解雇無効の確認を、会長に300万円の慰謝料などを求めた訴訟は、福岡地裁で15日までに、会社が解雇を取り消し,解決金150万円を支払う事で和解が成立した。

関係者によると,和解調書には解決金に加え12月末で会社を退職した形とし,未払い給料と退職金を支払うことなどが盛り込まれた。被告側は解雇の違法性を求めたが,セクハラ行為の有無は触れられていない。

裁判所が原告,被告の双方に和解を強く勤め、訴訟が大きく報道された事や、訴訟を受けた場合,公開法廷での当事者証言が不可欠となる事から,双方とも和解による解決が最善と判断したと見られる.

訴えによると,男性は99年8月から00年4月にかけ、会長から出張先で就寝中に体を触れたり,性行為を迫られるなどした。 男性は拒否したが心境を記した日記が会長に見つかり解雇された。会長側は当初、全面的に争う構えを示していた。

情報提供:日刊スポーツ

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