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転任取り消しの訴え退ける 女性中学教師が敗訴 |
2005年10月31日
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家庭科の授業で同性愛などを教えたところ不当な転任を命じられたとして、東京都内の市立中学に勤務する教師根津公子さん(54)が、都教育委員会による転任処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は31日、訴えを退けた。
判決によると、都教委は2003年4月、根津さんに東京都多摩市から調布市の中学に転任するよう命令。04年4月には立川市の中学への転任を命じた。
根津さんは多摩市の中学に勤務していた際、家庭科で従軍慰安婦や同性愛に関する授業をしたことに絡み懲戒処分を受け、「1回目の転任は教育現場から排除するための転任で違法」と主張していた。
(共同通信)
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