2008年の米大統領選挙で、同性愛者らの権利擁護を訴える市民団体が初のテレビ中継による候補演説会を開き、ヒラリー、オバマ両上院議員、エドワーズ元上院議員ら民主党候補6人が参加した。各候補はいずれも同性カップルにも医療保険や税控除などで一般の夫婦と同じ権利を保障する考えを表明したが、法的な同性婚には反対の姿勢を示した。
演説会は「ヒューマンライツ・キャンペーン基金」が主催し、候補が1人ずつワシントン・ポスト紙記者らパネリストの質問に答える方式で行われた。同性愛者向けテレビ局とネット上でも中継された。
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