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性転換で戸籍の訂正また却下 
性同一性障害で東京家裁


身体の性別に強い違和感を持つ性同一性障害のため、埼玉県川越市の埼玉医大で女性から男性への性別再指定手術(性転換手術)を受けた30代の当事者が、戸籍の性別の訂正を申し立てたのに対し、東京家裁は21日までに却下した。

医学界公認の性転換手術を受けながら、戸籍の性別訂正が認められなかったのは、関東地方の別の家裁による8月の審判に続き2件目。

当事者は却下決定を不服として抗告した。

東京家裁は、性別の生物学的側面のみに基づき「出生時は外性器のみならず染色体についても女性であったことが明らか」と指摘。

戸籍法上、訂正の理由となる「錯誤」があったとはいえないと判断した。




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