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          | トニー賞授賞式、同性愛者に大きな祝福 |  
			| 2003年6月9日
 
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			| 8日夜に行われた第57回トニー賞の授賞式は、同性愛者が 登場する作品が主要部門で賞をさらい、米演劇界の同性愛者にとって 
			祝福すべき一夜となった。 
 プレイ部門ではゲイであることをカミングアウトした 有名野球選手を描いたドラマ
 「Take Me Out」が、ミュージカル部門では 「ヘアスプレー」(ハーヴェイ・ファイアスティーン主演)が作品賞を受賞した。
 
 公私ともにパートナーであるマーク・シャイマンとスコット・ウィットマンは、 ロックミュージカル「ヘアスプレー」でオリジナル楽曲賞を受賞。シャイマンは受賞スピーチで「ぼくらは結婚を許されない仲だけど 
			、一生一緒に暮らしたい」と宣言し、ウィットマンとキスを交わした。
 
 また、「Take Me Out」で同性愛者の会計士役を演じ、助演男優賞を さらったデニス・
 オハラは、今回の授賞式で同性愛がこれほど肯定されて いることに驚きを表明。
 
 「ヘアスプレー」で主演男優賞に輝いたハーベイ・フィアスタインは、 同性愛に寛容な
 演劇界の人々と共に活動できることを光栄に思う、と述べた。フィアスタインは20年前
 にも、同性愛がテーマの「トーチソング・ トリロジー」の脚本・主演でトニー賞2部門を
 制している。
 
 [ニューヨーク 9日]
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