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          レズビアン候補 歌舞伎町ド派手決起  | 
         
        
			
			 
			2007年7月2日
			 
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				国会で重要法案が成立し事実上、参院選に突入してから初めての日曜日となった1日、各地で立候補予定者が支持を訴えた。民主党から比例代表候補として出馬するレズビアンで元大阪府議の尾辻かな子さん(32)は東京・歌舞伎町でレズやゲイを集めて総決起集会を行った。 
				 
				尾辻さんが総決起集会の会場として選んだのは、歌舞伎町2丁目にあるライブハウス。日本全国からレズビアンやゲイのほか、一般の支援者ら約250人が集合した。 
				 
				バンドとともに舞台に登場した尾辻さんはオリジナル曲の「ランニング トゥ ザ レインボー」を熱唱。続いてテコンドー着に着替え、突きや蹴りで板を割る技を見せたかと思えば、ゲイのパフォーマーが歌やダンスを披露。政治家の集会とは思えないような熱気に包まれた。 
				 
				応援メッセージには、テレビでもおなじみのコラムニスト、マツコ・デラックス氏がビデオで登場し「尾辻さんは傷つきやすい部分がある。少し腹黒い部分を持ってもらって将来は党の代表に、そして日本初の女性首相になってほしい」とエール。マツコ氏がスクリーンに大映しにされると、場内には大笑いが起きた。イベントの大トリとして同党の小沢一郎代表が画面に登場すると「一郎さ〜ん」「すてき〜」と今度は黒い声援が飛んだ。配布されたチラシには、小沢代表と並びファッション評論家のピーコ氏が支援者として名を連ねた。 
				 
				ショーパブさながらの“総決起集会”を満喫した支援者でゲイの「たもつさん」(35=会社員)は「同性愛をカミングアウトしたことはとても勇気のいること。頑張ってほしい」。また、ライターの松沢呉一さん(48)はノン気だが「同性愛を告白したことだけで人間として評価できる。きっと何かやってくれるはずと思える」と話した。選挙スタッフも全国からの応援の多さに、期待の大きさを実感しているという。 
				 
				尾辻さんは「私の支持層が決起集会自体に慣れていないので、身近に集まれる場所としてライブハウスを選びました。皆さんから逆にエネルギーをもらった」と気持ちを引き締めていた。
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