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ゲイタウン「新宿2丁目」石原発言に反発

2007年3月18日
3選を目指す石原慎太郎知事(74)に日本最大のゲイタウン「新宿2丁目」から反発の声があがっている。石原氏が昨年、五輪招致に絡み、新宿2丁目の景観を条例で規制すると発言したのが発端。

歌舞伎町が石原都政下で“浄化”された過去があるだけに、今度は「2丁目つぶし」が始まる可能性もある。ゲイバーなどは「死活問題になりかねない」と規制への危機感を訴えている。

夜、新宿2丁目に行くと、数百店のゲイバーなど、多くの店のネオンがきらめいている。ここでは今、石原氏3選を警戒する声が出ている。昨年9月、五輪招致に絡み、新宿2丁目を「美観とはいえない」と問題視し、街の景観を条例で規制することを一部紙で明言したのが発端だ。

約130店舗が加盟する「新宿二丁目振興会」会長で、ゲイバー「mf(メゾフォルテ)」を経営する福島光生氏(48)はこの発言について「過去の石原さんの差別的発言からみても、今回の規制発言の奥にゲイへの差別が見え隠れする。危機感を覚えるし、嫌な感じがする。グローバルな視野をお持ちではないのかなと思う」と話した。

2丁目のゲイバーの多くは未明まで営業している。福島氏は「もし営業時間が規制されるなどした場合、死活問題になる店も出てくる。2丁目は世界一のゲイタウン。ゲイにとっては、単なる繁華街でなく『最後のとりで』のようなコミュニティーでもあることを、石原さんには忘れないでほしい」と続けた。

あるゲイバーにいた20代男性会社員に聞くと「2丁目を規制するのは時代錯誤」と反発した。ゲイ関連のサイトにも規制発言に絡み「(石原氏を)当選させるわけにはいかない。抗議すべき」などの厳しい意見が書かれている。

同じ新宿区の歌舞伎町では最近、多くの風俗店などが摘発され様子が一変。「石原浄化作戦」とも呼ばれた。五輪招致に絡め「次は2丁目」となる可能性もある。

東京都のゲイに関する情報の調査・発信をしているネットワーク「東京メトロポリタン ゲイフォーラム」の共同代表・赤杉康伸氏(31)は「われわれも、法律や都市計画の専門家らときちんと話し合ったり、地域とも共同して、2丁目をどう守っていくかを真剣に考え、対抗していかないと、やられるがままになる可能性すらある」と訴える。

赤杉氏はまた、過去のゲイ差別発言などから石原氏は「筋金入りの同性愛嫌いでは」とした上で「『都民すべてに人権がある』ということを押さえるのは、公職に就く人にとって基本中の基本。2丁目は平和な街。あえてつぶす必要がない場所を、なぜほかの繁華街と差別化してつぶそうとするのか、非常に疑問。2丁目規制は、地域の特色や人々の意向を尊重する景観法の理念とは異なる」と続けた。

都の都市整備局では、2丁目の規制条例について、まだ具体化しているものはないとしている。

(日刊スポーツ)

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